日焼け止め(サンスクリーン):紫外線対策

日焼け止め(サンスクリーン)

紫外線(UV)を防ぐための重要な対策は、「日焼け止めクリーム」「日傘、長袖の服の着用」および「帽子、サングラスの着用」といわれます。

日焼け止め(サンスクリーン)は、紫外線(UV)から肌を防御することを目的に作られています。紫外線(UV)吸収剤と紫外線(UV)散乱剤から主に構成されています。紫外線(UV)をいったん吸収し、熱エネルギーに変えて放出する働きをするのが、紫外線(UV)吸収剤です。一方、紫外線(UV)を物理的に散乱、反射させて肌を防御するのが紫外線(UV)散乱剤です。

紫外線(UV)対策の筆頭にあげられる、「日焼け止めクリーム」ですが、どのように、それほどの量を使用したらいいのでしょうか。また、はたしてどれほどの紫外線(UV)予防効果が望めるものなのでしょうか。

日焼け止めは、肌が外に出ている部分にはすべてに塗るつもりで、適量をむらなく塗りのばします。その年の最初の急激で大量の日焼けが予想される場合・・・たとえば、海水浴や屋外プール、山登り、ハイキングなど・・・では、日焼け止め(サンスクリーン)をしっかりと使い、じょじょに日焼けをしていくようにします。紫外線(UV)が多い季節や時間帯に限らず、ふだんから日焼け止め(サンスクリーン)が配合された化粧品を用いることを習慣にすると良いですね。
重要なことは、1度塗ってそれでおしまいというのではなく、数時間ごと(2〜3時間)で塗りなおすことです。日焼け止め(サンスクリーン)の効果は、通常3〜4時間程度だからです。朝と昼で、1日に2回、塗るようにするとより効果が得られます。