赤ちゃんの湿疹と日焼け止め(サンスクリーン):紫外線対策

赤ちゃんの湿疹と日焼け止め(サンスクリーン)

生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、まだ肌が十分に発達していないような幼いお子さんの場合は、紫外線(UV)対策を特に重要に考える必要があります。

赤ちゃんの皮膚はとても薄いですから、紫外線(UV)の影響が大人以上に皮膚の奥深くまで達してしまうからです。

外出するときには、つばの広い帽子をかぶせ、なるべく肌が出ない服を着せてあげましょう。なにより、紫外線(UV)が一日のなかでも特に多くなる午前10時から午後2時まではなるべく外出を避けるようにしてあげましょう。

それでも外出する必要がある場合は、大人同様、日焼け止め(サンスクリーン)を塗ります。ただし大人用のものではなく、赤ちゃん専用のものを用いるべきです。

そして一度塗ったらそれで安心するのではなく、2〜3時間ごとに塗りなおしてあげます。そのとき大切なことは、口の周りなど、清潔なタオルで汚れをよくふき取ってから、日焼け止め(サンスクリーン)を塗るということです。そして帰宅したら今度は、きちんとその日焼け止め(サンスクリーン)を洗い流してあげてください。

赤ちゃんは、皮脂の分泌が盛んですから湿疹や発疹ができてしまいがちです。その治療のために軟膏などを塗っている赤ちゃんもいらっしゃるでしょう。そのような場合でも、外出する際には、日焼け止め(サンスクリーン)をきちんと塗っておきましょう。湿疹や発疹は、強い直射日光にあたるとますます症状が悪化してしまいます。

湿疹などのお薬をぬったうえで、その上から日焼け止め(サンスクリーン)を塗るようにします。